二酸化塩素

独創的な環境浄化技術の研究・開発企業NeoCL

水処理

塩素(CI)/二酸化塩素(CIO2)の廃水処理の卑怯

塩素に対して価格競争力は低いが、広いPH2~10まで使用できる。/ 汚染原因物質の分解に優れている。

韓国の忠州(チュンジュ)、果川(カチョン)の下水処理場では現在、二酸化塩素を利用して放流前の処理をしている。

強力な消毒・脱臭力を持つ環境にやさしい消毒剤

廃水処理 塩素 二酸化塩素
残留時間 消毒部分:二酸化塩素より40%優秀 消毒部分:塩素により残留時間が長い。
環境部分:二酸化塩素より5倍遅い 環境部分:塩素により5倍早く自然に分解(環境にやさしい)
残留塩素 残存の可能性が高い 残留塩素なし
BOD/COD 現場の状況によって異なる 塩素より4倍低減してくれる
PH PHが増加すると殺菌力が急激に下がる 広い範囲のPH(2~10)で殺菌力を維持
消毒副産物 THMs / HASs / クロロホルム

有機物結合で、クロラミン化好物が生成

有機物結合で発ガン性の消毒副産物が生成

有機物と反応しないので、発ガン性原因物質、有害消毒副産物が生成しない
消毒能力 原生動物の不活性化や重金属の除去力が低い 各種のウイルス、原生動物(ユーグレナ、アメーバなど)を完全除去が可能
原生動物の除去 バクテリアが再繁殖することが多く現れる。 大腸菌、フェノール、 硫化物、シアン化物、勇気物質の除去に優れてる
重金属除去 重金属の除去力がCIO2に対して低い 強い酸化力により、鉄・マンガンなどを除去可能(酸化力が塩素より5倍優秀)
脱臭効果 証明された脱臭効果なし 強力な脱臭効果

記事(浄水場など)

[ ハンギョレ新聞 ]

1991年、塩素消毒の後に発生するトリハロメタンを除去するために政府は高度の浄水処理の一貫として塩素消毒と二酸化塩素の処理を並行することを積極的におすすめ。
(全国25個所の浄水場)

D製品を浄水場に独占供給。

大邱(デグ)市のナクトン川のフェノール事件後、D製品のCIO2製品を投入したが、効果が微かなことより浄水場にCIO2の供給を中止。

D製品(2%CIO2) :

亜塩25%:塩酸を電気分解して生成された物質で塩濃度3.5%・CIO2の濃度が800ppmとなる亜塩素酸ナトリウム。
食品添加物許可なし、エコ認証なし、フェノールやマンガンの除去実験レポートなし。

NeoCL製品(2%CIO2) :

純粋CIO2を2%での高い濃度を維持し、長期保管が可能
[環境部のエコ認定、FDA認定, 食品添加物許可、あらゆる実験レポートや認定書、毒性重金属であるフェノール・マンガンなどの除去 ほか]

下水処理場の廃水(悪臭)処理結果

種類 テスト方法 0.1% 0.25% 0.5% 0.8% 1% 2% 3% 4% 5% 6% 7% 8%
悪臭ひどい 特/硫化水素、メタンチオール (18.09.29) 嗅覚を利用 2ppm 5ppm 10ppm 16ppm 20ppm 40ppm 60ppm 80ppm 100ppm 120ppm 140ppm 160ppm
悪臭まま 少し低減 多く低減 脱臭済み 二酸化塩素ニオイ(悪臭しない)

生ごみの廃水(悪臭・濁り)処理結果

生ごみの廃水処理

二酸化塩素水を利用し、生ごみの廃水を取水してテスト

8%投入後、スラッジや悪臭を100%除去

[ 生ごみの廃水処理の結果 ]

緑藻の除去

技術別低減効率パーセントの比較

[ 技術別のクロロフィルa低減効率パーセント(%)(最高、最低、平均) ]

3ヶ月間、技術別に総クロロフィルa濃度の低減

二酸化塩素を利用し、生ごみ廃水(チュンナム・ゴンヨン環境)、デジョン市施設管理公団の指示のもと、直接に取水してテスト

8%投入後、スラッジや悪臭を100%除去

悪臭への苦情により、優先的予算確保した後、製品供給の打ち合わせをする予定。

CIO₂藻類除去の原理・効率

  • CIO₂藻類除去の原理

    二酸化塩素により葉緑体細胞膜脂質・タンパク質の変成でクロロフィルの安定性を喪失。

    二酸化塩素で葉緑体のMg(マグネシウム)酸化することにより葉緑体が破壊や色抜き。

    除去原理

    1二酸化塩素はMg、Mnなど金属を早く酸化させる能力があり、 クロロフィルのMgを酸化させ破壊する。

    2二酸化塩素は-OH(ヒドロキシ基)、-SH(スルフヒドリル)化学官能基を酸化させC=0、S=0などに変化させる。
    クロロフィルや葉緑体細胞膜の-OH・-SHを酸化させ、細胞膜が損傷してアミノ酸が変形することにより、タンパク質合成が不可能になるので藻類が死滅する。

  • CIO₂の藻類除去の効率

    ミサリ湖の藻類除去 - 処理4日で97~98%除去(15ppm)

    (参考文献:ミサリ湖の藻類除去調査研究)
    (Korean Journal of Limnology Vol.22(4), 309-319(1989)

    クロレラなどの藻類除去 - 30分処理で99.0%除去(6ppm)

    (参考文献 : Junli, H)

    Geosmin発生藻類除去 - 1分以内に99.9%除去(1ppm)

    (参考文献 : Whitmore TN. J. Appl. Bacterial 72(2), 160-5(1992)

    赤潮の除去効能が優秀。

    (参考文献 : Zhang.H他Ying Yong Sheng Tai Xue Bao 14(7), 1173-6(2003))

二酸化塩素水を活用した藻類除去技術

頻繁に藻類が発生する地域に適正な濃度の二酸化塩素水を持続的に発生させ、速やかに藻類を死滅・除去する技術

藻類のクロロフィル破壊効能が優れている二酸化塩素水の特徴を活用し、速やかで効率的な藻類除去が可能な技術

持続的に適正な濃度の二酸化塩素水を発生させ、藻類の発生を事前に予防する技術

ほかの殺藻剤とは違って、消毒副産物であるTHMsなどを生成しないので、環境にやさしくて魚類に毒性がない

藻類除去のケース - 流速が早いチョンゲ川の藻類除去実験

最初に二酸化塩素水でひどい緑藻を除去してから、緑藻発生を予防するため定期的な管理を通じ、一定に維持する能力を測定。

  • CIO2処理前

  • CIO2処理後

CIO2発生機を利用し、1日に4時間、1週間の間CIO2を発生させる。

チョンゲ川の早い流速で藻類とCIO2の短い接触時間にも関わらず、地べたに付いていた藻類が相当除去されたことを確認。

∙チョンゲ川の場合、藻類だけではなく大腸菌も相当な有害問題の1つであった。が、CIO2処理後、大腸菌が100%死滅した。

種類 CIO2処理前 CIO2処理後
糞便系大腸菌群(/mL) 300 0
総大腸菌群数(/100mL) 6,600 0

藻類除去のケース-ゴンジアムCC及びアリジCCの藻類除去実験

  • ゴンジアムCCで藻類除去実験

    CIO2を利用して、緑藻除去作業を進めた結果、緑藻がめっきり少なくなった。

    - 岩の部分を肉眼で観察できる。

    場所:ゴンジアムCCのM5ハザード

    日時:2010年7月19日

  • アリジCCで藻類除去実験

    二酸化塩素1mg/lで処理した結果、二酸化塩素に露出された後4~5時間内に水中のクロロフィルaがすべて除去され、透明になる。

    また、水中の緑藻だけではなく、石に付着した緑藻に対しても効果があった。
    (二酸化塩素の処理した後24時間室外に放置した結果、クロロフィルaがすべて死滅された。)

ゴンジアムCC-魚類への毒性実験実例

二酸化塩素を総4回にかけて1回目(低濃度/10L)、2回目(高濃度/10L), 3回目(高濃度/10L), 4回目(高濃度/10L) 投下し、幼魚や成魚らの生物を集中観察。

高濃度のCIO2水溶液を切り離れた湖に分散して集中投下しても、幼魚や成魚らの生物体が十分適応することを確認

CIOの特徴である簡単に分解する特性で高濃度を投下しても、消毒効果もあって、4~5分内にすべて分解し、1ppm以下で残留物質が発生しないことを確認

環境管理公団「藻類低減実演プロジェクト」内の魚毒性関連レポート

  • ミジンコを利用して生態への毒性テスト結果、
    無毒性であることが判明。

    *証拠資料:ミジンコ・発光バクテリア生態毒性の実験結果